カイザー・ヴィルヘルム記念教会(ゲデヒトニス教会)は、シャルロッテンブルク地区のクアフュルステンダムの入口にあるブライトシャイト広場に立っています。皇帝ヴィルヘルム1世を偲んで1895年に献堂され、1943年11月22日の爆撃で大きな被害を受けました。高さ113メートルから71メートルに縮んだ廃墟の鐘楼は、ベルリン市民から「虫歯(ホーラー・ツァーン)」と呼ばれ、記念碑として保存されています。その周りに、建築家エゴン・アイアーマンが1959年から1963年に、八角形の教会と新しい鐘楼を建てました。壁は数千枚の青いガラスのブロックでできています。新しい教会は毎日10時〜18時に開いており、入場は無料です。所要時間は30分から1時間、ガイドツアーに参加するならもっとかかります。
見どころ

古い鐘楼の廃墟
フランツ・シュヴェヒテンによるロマネスク様式の教会のうち、戦後に残ったのは西の鐘楼だけで、砕けた姿のままです。1階の記念ホール(ゲデンクハレ)には、1906年のモザイク、ホーエンツォレルン家の行列、天井の栄光のキリスト、1987年にコヴェントリーの和解共同体から贈られた釘の十字架が保存されています。このホールは修復工事のため2026年8月29日から閉鎖されており、将来は新しいルートで廃墟の頂上まで上れるようになる予定です。

エゴン・アイアーマンの青い教会
直径35メートルの八角形の内側では、シャルトルでガラス職人ガブリエル・ロワールが設計・製作した1万1,182枚の小さなステンドグラス(ダル・ド・ヴェール)が、赤、緑、黄色の点在する青い光で身廊を満たします。祭壇の上には、カール・ヘメッターによる高さ4.60メートルの金色の真鍮のキリスト像が浮かんでいます。オルガンの左側には、牧師クルト・ロイバーが1942年のクリスマスに描いた『スターリングラードの聖母』が戦争を思い出させます。夜は、内側から照らされた教会と六角形の鐘楼が、広場に青く浮かび上がります。

金色の亀裂
2016年12月19日、教会のふもとのクリスマスマーケットで起きたトラック突入のテロで、12人が亡くなり、60人以上が負傷しました。事務所merz merzが設計した記念碑は、ブダペスター通りから教会の階段まで広場を横切る金色の亀裂の形をしており、犠牲者の名前は階段の蹴上げに刻まれています。
シュケ製オルガン
約6,000本のパイプと63のストップを持つ、ベルリンの工房カール・シュケが1962〜1963年に製作したオルガンで、ケースはアイアーマンの設計です。ほぼ毎日演奏されます。金曜13時45分には、短い演奏の後に奏者が楽器を紹介します。土曜18時には、オルガンの夕べの祈り、合唱の夕べの祈り、バッハのカンタータが交互に行われます。
開館時間と料金
新しい教会は毎日10時〜18時(礼拝、祈り、コンサートの時間を除く)、入場無料です。廃墟の記念ホールは2026年8月29日から工事で閉鎖中で、再開日は未発表です。礼拝堂はイベントの際のみ開きます。約30分の無料ガイドツアーは、予約なしで、ドイツ語と英語、毎日11時15分、12時15分、13時15分、14時15分、15時15分、16時15分に催行されます(日曜の最初は11時30分)。日曜11時45分と12時45分には、2枚のガラスの壁の間の通路を見学するツアーがあります(はしごで入ります)。寄付は歓迎で、金曜のオルガン紹介には5ユーロが目安です。料金は2026年10月に確認。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- ガイドツアーの集合場所は教会の中で、時間に行けば大丈夫です。自由に見学したい場合は、礼拝の時間である日曜の10時と18時は避けてください。土曜18時のオルガンの夕べの祈りは入場自由で、帰りに献金があります。プログラムは教会のオンラインのカレンダーでご確認ください。いちばん緩やかなスロープは、エウロパ・センター前の噴水に近い東側にあります。あわせてシャルロッテンブルク地区と写真美術館もご覧ください。
アクセス
Breitscheidplatz, 10789 Berlin。地下鉄U1・U9のクアフュルステンダム駅から徒歩3分、U2・U9とSバーンS3・S5・S7・S9のツォーロギッシャー・ガルテン駅から徒歩5分です。 バス100番・200番(主要な名所を通る路線)、M19、M29、M46、X9、X10、X34。百貨店KaDeWeは、タウエンツィーン通りを通って徒歩約10分です。
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