ヨーロッパのユダヤ人犠牲者のための記念碑(Denkmal für die ermordeten Juden Europas)は、ブランデンブルク門とポツダム広場の間、約1万9000㎡の敷地にあります。アメリカ人建築家ピーター・アイゼンマンの設計で、連邦議会の決定から6年後の2005年5月10日に開館しました。運営財団によると、わずかに起伏のある地面に、高さの異なるコンクリートの石碑が2,710基並んでいます。石碑の広場は昼夜を問わず立ち入れます。記念碑の地下にある情報センター「Ort der Information」では、ホロコーストの犠牲者について紹介しています。入場は無料です。
見どころ

石碑の広場
石碑はどれも幅0.95m、長さ2.38mで、高さは最大4.70mまでさまざまです。石碑の間隔は0.95mなので、間を通れるのは一度に1人だけです。広場へは四方から入ることができ、地面は不規則に下がっていきます。中央に近づくと、いちばん高い石碑は大人の背丈をはっきりと超えます。

目印のない建築
アイゼンマンが目指したのは、象徴も決められた順路もない記念碑です。目的地も、入口も、出口もありません。訪れる人はそれぞれのやり方で広場を歩き、一歩ごとに感じ方が変わっていきます。
Ort der Information(情報センター)
石碑の広場の地下にある約800㎡のセンターで、「寸法の部屋」「家族の部屋」「名前の部屋」「場所の部屋」の4つの展示室で構成されています。財団は見学に1時間ほど、オーディオガイドを使う場合は1時間半ほどを目安にするよう勧めています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- Ort der Information の入口では手荷物検査があり、行列ができることがあります。事前登録したガイド付きグループが優先されます。危険と判断された物は見学の間預けることになり、機内持ち込みサイズ(約55×40×20cm)より大きい荷物は持ち込めません。荷物の預け先は、ポツダム広場駅、フリードリヒ通り駅、ベルリン中央駅にあります。2026年10月時点の料金は、入場無料、オーディオガイド3ユーロです。無料ガイドツアーは、毎月第1日曜日の14時に英語、第3日曜日にドイツ語で行われます。石碑の広場では、財団により、大声を出すこと、石碑から石碑へ飛び移ること、犬や自転車などを連れて入ること、喫煙、飲酒が禁止されています。展示室では小声で話し、携帯電話の電源を切ってください。あわせて読みたい:ユダヤ人のベルリン、ヴァイセンゼーのユダヤ人墓地。
アクセス
Cora-Berliner-Straße 1, 10117 Berlin(ミッテ地区)。Sバーン S1・S2・S25・S26、Uバーン U5 の S+U Brandenburger Tor 駅から徒歩約5分です。最寄りのバス停は Behrenstraße/Wilhelmstraße と Ebertstraße です。北へ徒歩約5分でブランデンブルク門、エーベルト通りを挟んだすぐ向こうにティーアガルテンがあります。近くに泊まるなら、Bookingのミッテエリアのホテルをご覧ください。
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