面積207ヘクタールのグローサー・ティーアガルテンは、ベルリン中心部で最大の公園です。6月17日通りの両側に広がり、ティーアガルテン駅からブランデンブルク門まで続いていて、北は官庁街、南は文化フォーラムに挟まれています。もとは選帝侯たちの狩猟場でしたが、1830年代にペーター・ヨーゼフ・レネがイギリス式庭園に作り替えました。終戦間際には暖房用の薪としてほぼ全部が伐採されたため、1949年からドイツ各地から寄贈された木々で植え直されました。入場は自由で無料、昼夜を問いません。芝生、湖、彫像、記念碑を、徒歩や自転車で巡れます。国会議事堂から数分です。ブランデンブルク門の近くで食事をするなら、おすすめの店をご覧ください。
見どころ

ノイアー・ゼーとカフェ・アム・ノイエン・ゼー
公園の南部にある、大きな木々に囲まれた湖で、ティーアガルテンで最もにぎわう一角です。Lichtensteinallee 2のカフェ・アム・ノイエン・ゼーには、レストランと水辺のビアガーデンがあり、湖を一周できるボートも貸し出しています。すぐ近くには、1919年1月のローザ・ルクセンブルクとカール・リープクネヒトの殺害を記憶する碑があります。

ルイーゼン島とバラ園
公園の東部にあるルイーゼン島は、水に囲まれた小さな遊園で、花壇と、1880年に除幕されたプロイセン王妃ルイーゼの記念碑があります。1987年に、庭園局長エドゥアルト・ナイデの1880年の図面に基づいて修復されました。隣のバラ園(ローゼンガルテン)とあわせて、ティーアガルテンで最も花の多いエリアです。
イギリス庭園とティーハウス
北西のレヴェツォウ通り近くのイギリス庭園(エングリッシャー・ガルテン)は、戦後、ベルリンのイギリス軍司令官の発案でつくられました。1952年に建てられた茅葺き屋根の喫茶室は、2024年9月の火事で大きな被害を受けました。建物は閉鎖中で、ミッテ区とグリューン・ベルリンが修復の可能性を検討しています。庭は散歩に開放されたままです。
記念碑
ブランデンブルク門に近い6月17日通り沿いには、ソ連戦争記念碑が立っています。国会議事堂の南には、ナチス政権下で殺害されたヨーロッパのシンティ・ロマの記念碑があり、2012年10月から公開されています。ヨーロッパで殺害されたユダヤ人のための記念碑は、公園の東端のすぐ向かいにあります。中央のグローサー・シュテルンにある戦勝記念塔は、パノラマ展望台まで上れます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- 公園は広いので、初めての訪問なら、6月17日通りでブランデンブルク門とグローサー・シュテルンを結び、そこから南の小道を通ってノイアー・ゼーへ向かいましょう。グローサー・シュテルンを通って公園を横切るバス100番を使えば、帰りの散歩を短縮できます。公園と記念碑は無料で入れます(2026年10月に確認)。あわせて読みたい記事:自転車で巡るベルリン、公園と庭園、植物園。
アクセス
Großer Tiergarten, Straße des 17. Juni, 10557 Berlin。SバーンS3・S5・S7・S9のティーアガルテン駅(西側)とベルビュー駅(北側)。SバーンS1・S2・S25・S26とUバーンU5のブランデンブルク門駅(東側)。バス100番:公園の中心にあるグローサー・シュテルンとシュロス・ベルビューの停留所。UバーンU9のハンザプラッツ駅はイギリス庭園の近くです。
営業時間
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