「テロの地誌」(Topographie des Terrors)が建つのは、1933年から1945年まで、ナチス・テロの中枢機関があった場所です。ここにはゲシュタポ、SS(親衛隊)の指導部、1939年からは国家保安本部が、プリンツ=アルブレヒト通りとヴィルヘルム通りに置かれていました。2010年5月にオープンした資料センターは、ガラス張りの灰色の建物で、これらの機関がヨーロッパ全域で迫害と犯罪をどのように組織したのかを伝えています。 入場は無料で、毎日10時から20時まで開いています。ニーダーキルヒナー通り沿いには、全長約200メートルのベルリンの壁が残っています。常設展と屋外の見学コースには2時間ほどみておきましょう。
予約の前に ベルリンのガイドツアー:第三帝国と冷戦見どころ

常設展
「テロの地誌。ヴィルヘルム通りとプリンツ=アルブレヒト通りのゲシュタポ、SS、国家保安本部」展では、ここに置かれた機関の歴史、その責任者、犠牲者、そして1945年以降の加害者のその後を、写真と資料でたどります。無料のオーディオガイドは22言語で用意されています。

壁と屋外展示
ベルリンの壁の一部がニーダーキルヒナー通りに沿って続き、発掘で見つかった地下室跡の上に立っています。その足もとの屋外展示「ベルリン1933-1945。プロパガンダとテロのあいだで」は、ナチス時代の首都の暮らしを伝えています。
敷地の見学コース
15か所の標識付きポイントが屋内展示を補い、この敷地に何があったのか、戦後に更地にされてから長く空き地のままだった経緯を説明します。ドイツ語と英語の無料オーディオガイドがコースに付いています。
特別展
2027年1月31日まで、特別展「ホロコースト:ドイツ人は何を知っていたのか?」(Der Holocaust – Was wussten die Deutschen?)が開かれています。95の公文書館・収蔵機関から集めた約300点の資料で、ヨーロッパのユダヤ人に対するジェノサイドやその他の大量犯罪について、当時のドイツ国内で何が知られていたのかを示します。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- 展示もオーディオガイドもすべて無料で、個人での見学に予約は必要ありません。ホールには荷物を預けるロッカーがあり、私的な利用であれば写真撮影もできます。センター内のカフェで休憩できますが、持ち込んだ飲食物は取れません。チェックポイント・チャーリーまでは徒歩約10分、ポツダム広場とあわせて歩いて回れます。ヨーロッパのユダヤ人犠牲者のための記念碑は北へ徒歩20分ほどです。あわせてお読みください:ベルリンと第二次世界大戦、ドイツ抵抗記念館。
アクセス
Niederkirchnerstraße 8, 10963 Berlin。Sバーンのアンハルター駅またはポツダム広場駅、Uバーンのポツダム広場駅(U2)またはコッホ通り/チェックポイント・チャーリー駅(U6)が最寄りです。敷地内に駐車場はありません。 センターはマルティン・グロピウス・バウの隣、ベルリン州議会の向かいにあります。
営業時間
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