ザクセンハウゼン記念館・博物館は、ベルリン北郊オラニエンブルクにある旧強制収容所の跡地で、中心部から電車で1時間足らずです。1936年夏に収容者の手で建設された収容所は、親衛隊(SS)が帝国の首都のすぐそばに作った「模範収容所」で、1945年4月22日の解放までに約20万人が収容されました。1945年から1950年までは、ソ連の秘密警察が約6万人を収容し、そのうち1万2000人が飢えと病気で亡くなりました。入場は無料で、敷地は毎日8時30分に開きます。当時の建物の中で、複数の常設展が開かれています。
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A塔と点呼広場
収容者区域の入口にあたるA塔には、収容者を直接支配したSSの部署が置かれていました。現在は展示が行われています。塔は半円形の点呼広場を見下ろしており、その周りを、懲罰部隊の収容者が靴底の試験のために一日中歩かされました。

「Arbeit macht frei」の門
鉄製の文字は、到着した収容者がくぐったA塔の門に掲げられています。外から内へ入ると、三角形の収容所の配置がわかります。SSはこの配置で、収容者への完全な支配を誇示しました。

ユダヤ人用の第38・39バラック
SSは1938年11月から1942年10月まで、ユダヤ人の収容者全員をここに集めました。1992年に反ユダヤ主義者の放火で損傷を受け、現在は、ユダヤ人収容者を扱う「バラック38博物館」と、20人の証言に基づく収容者の日常生活の展示が入っています。
Z地点
SSは、処刑場と火葬場を兼ねた建物をこう呼びました。入口のA塔に対し、アルファベットの最後の文字をあてたものです。遺構と野外の資料展示が、1941年秋に少なくとも1万人のソ連軍捕虜が殺害されたことをはじめとする大量殺害を伝えています。
ソ連特別収容所博物館
1945年から1950年まで、第7特別収容所、のちに第1特別収容所が、旧強制収容所の中心部を占めていました。その歴史は、2001年に建てられた建物と、当時の石造りのバラック2棟で紹介されています。
刑務所と旧収容者用厨房
収容所の刑務所は一棟だけが残っており、ゲシュタポも使っていました。6つの独房が展示室になっています。旧収容者用厨房では、1936〜1945年の収容所の年表と、ドイツ語・英語・フランス語・スペイン語で上映される約30分の映像を見られます。
実用情報
ワンポイントアドバイス
- GetYourGuideのベストセラー:ベルリン発ザクセンハウゼン強制収容所跡ツアー(評価4.7/5、4,463件のレビュー、16–25 €)/ベルリン発バスツアー(評価4.9/5、2,083件のレビュー、46–64 €)。評価と料金は2026年10月時点。2026年10月時点の料金:記念館と博物館への入場は無料です。オーディオガイドは来訪者情報センターで3.50ユーロで借りられ、フランス語を含む8言語が用意されています。予約は不要です。約2時間の一般ガイドツアーは毎週土曜日、11時に英語、14時にドイツ語で行われ、料金は3ユーロ(割引2ユーロ)、申込みは現地のみです。団体見学は、少なくとも4か月前までに予約してください。無料アプリ berlinHistory.app には、ドイツ語のコースがあります。記念館は、展示内容が12歳未満の子どもには不向きだとし、ガイドツアーは14歳以上に勧めています。敷地の大部分は屋外なので、天候に合った服装と歩きやすい靴で行きましょう。ロッカーは中型までのバッグしか入らず、動物の同伴は不可、自転車は敷地内で禁止です。ここは追悼の場です。ふさわしい服装と振る舞いを心がけてください。この歴史に関わる別の場所には、ヴァンゼー会議記念館やテロのトポグラフィーがあります。あわせて読みたい:ベルリンと第二次世界大戦、ドイツ抵抗記念館。
アクセス
Straße der Nationen 22, 16515 Oranienburg。Sバーンなら S1 線でオラニエンブルクへ、フリードリヒ通り駅から45分、20分おきです。近郊列車なら、ベルリン中央駅から RE5(約25分、1時間おき)、またはオストクロイツ駅・リヒテンベルク駅から RB12(約25分、1時間おき)に乗り、ザクセンハウゼン駅ではなくオラニエンブルク駅で降りてください。オラニエンブルクは C ゾーンで、中心部からはベルリン ABC のチケットが必要です(片道5ユーロ、2027年1月1日から5.20ユーロ、2026年10月時点の24時間券12.90ユーロ)。オラニエンブルクのバスでも使えます。駅から徒歩約20分、またはバス804番(Malz 方面)か821番で Gedenkstätte 停留所へ。詳しくはベルリンの交通ガイドをご覧ください。
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